すまいの未来研究機構＝すまい研は、「なんかおもろいことをしたい」と思うメンバーが、空き家を再生して、その地域のまちづくりコミュニティの支援を全力でおこなう団体です。
「それぞれの地域にある、その土地ならではの歴史、文化、営みと人々の想いが未来へと引き継がれる」そんな社会の実現を目指して活動しています。
チームすまい研TEAM
世の中には不思議な人たちがいます。頼まれもしないのに、他人所有の「空き家」の行く末を心配して、お世話をする所謂「お節介」な人たちです。さらに厄介なことに「空き家」は、まちのために活用できないかと思考し提案したりします。居心地のいいまちを夢見る学生や若者が多く参画し、柔軟で楽しい人たちが集うのがチームすまい研です。
そんな「チームすまい研」を構成するメンバーを紹介します。
すまい研の理念PHILOSOPHY
目指す未来VISION
人々の想いが脈々と引き継がれる社会
それぞれの地域では、人々がその場所ならではの営みを積み重ねることによって文化をはぐくみ、時代のうつろいに応じて変化を続けた文化が歴史となって、そこに住まう人たちの想いが現在まで脈々と引き継がれてきています。文化を築き上げる人々の想いが次の世代へ、さらにまた次の世代へと引き継がれ、歴史を紡いでいく。
そんな想いが未来に引き継がれるまち、地域、社会でこそ、個性あふれる豊かで人間らしい人生を送ることができます。
私たちは、一人ひとりが豊かな人生を送ることで地域社会の幸福度を高められる、そんな未来を創っていきたいと考えています。
私たちの役割MISSION
コミュニティの再生による地域エネルギーの好循環をめざす
人々の想いが引き継がれるまち・地域を醸成するためには、地域エネルギー（人々の想いや営みから生まれる活力）の循環が必要であり、また、成熟したコミュニティでは地域エネルギーがあふれています。コミュニティによって創出された地域エネルギーが、人々の新たな想いとともにコミュニティを成長させ、その成長がまた新たな地域エネルギーを生み出していく。
つまり何かのきっかけで好循環を生み出すことができれば、さらなる好循環へつなげることができるのです。
私たちは、未来につながる地域エネルギーの好循環を生み出すため、その地域の営みや文化・歴史に敬意をはらい、ともすれば見過ごされてきた空き家の再生と利活用を通じて、地域の方々の手によるコミュニティの再生を支援します。
私たちが取り組む「まちづくり」「空き家」
「地域のコミュニティ」 には様々な社会的な課題があります。
我々の行動指針 ー8箇条ー
目指す未来や役割を果たすために活動をしていますが、目の前の活動やこれから起こる新しいなにかを「おもしろく思う・楽しむ」ということを私たちは重要だと考えています。
おもしろく、楽しく活動するための私たちの行動指針を紹介します。
代表メッセージMESSAGE
代表理事
才本 謙二
「空き家」から新たなコミュニティをつくる
一般社団法人すまいの未来研究機構（すまい研）は、すまいの諸問題の解決に向けて、シンパシーを持った人たちとともに活動をしています。特に「空き家」に関心があり、単に修理し活用を目指すのではなく、「空き家」活用を核として、新たなコミュニティをつくり、地域の発展を促したいと考えています。皆さんのアイデアや支援を大きなエネルギーに変えて行動に移します。
この3年コロナ禍によって、地域の祭礼や年中行事が軒並み中止になりました。それでなくても人口減少が拍車をかけ、かつての地縁への繋がりが希薄になり、地方はすでに自治機能が麻痺しているところもあります。しかし人は、SNSでの繋がりをもってコミュニケーションを保ち、安らぎを感じているように思えますが、リアルに隣にいる人たちとは、何のコンタクトも持たない不思議な状況となっています。我々が目指す新たなコミュニティは、SNSの関係性を住まう地域でリアルに展開したいと考えます。地域がどんなコミュニティを求めているか千差万別、地域の人々の思いに沿って無理のない地域づくりがしたいと考えます。
2023年3月 才本 謙二