名称 | 一般社団法人すまいの未来研究機構 |
---|---|
所在地 | 兵庫県神戸市西区伊川谷町有瀬1456-3 |
代表理事 | 才本 謙二(有限会社才本建築事務所 代表 一級建築士) |
連携協定団体 | 公益社団法人全日本不動産協会 兵庫県本部 一般社団法人兵庫県建築士事務所協会 公益社団法人兵庫県不動産鑑定士協会 |
設立 | 2015年(平成27年)5月 ※当初名称は、一般社団法人すまいの未来研究所(平成28年6月に名称変更) |
沿革
2012年 | 今から12,13年前、中古住宅の売買時に「現状有姿」が慣例で、不動産取引の際頻繁にトラブルが発生していました。それらを打開するために建物の現状を調査し、調査結果を買主に開示、安心して購入できる仕組みを作ろうと、2011年に兵庫県の阪神地区の不動産に携わる4団体が結束しました。翌2012年にすまい研の前身である兵庫県中古住宅流動化推進協議会が発足し活動を始めました。 |
---|---|
2013年 | その後、活動は兵庫県下全域に移り、組織も2013年に兵庫既存住宅活性協議会と改名して、活動を拡大しました。構成団体は、一般社団法人兵庫県宅地建物取引業協会、公益社団法人全日本不動産協会兵庫県本部、一般社団法人兵庫県建築士事務所協会、公益社団法人兵庫県不動産鑑定士協会で、オブザーバーとして兵庫県と西宮市、芦屋市、尼崎市が参画しました。同年、建物現況調査を商品化し「フェニーチェパック」と命名し事業化がスタートしました。 |
2014年 | 2014年には、兵庫県の空き家相談窓口を担い、空き家相談マニュアルも作成、本格的に空き家対策にも乗り出しました。 |
2015年 | 事業化したことで事務が煩雑化し4団体の事務局が担当できないこともあって、事務機能をもった組織を立ち上げることになり、2015年一般社団法人すまいの未来研究所が設立しました。 |
2017年 | 2017年に分社独立して一般社団法人すまいの未来研究機構と改名、兵庫既存住宅活性協議会は解散しました。分社独立を機にすまい研は、@IEKATSUと銘打って中古住宅の流動化推進のための啓もう活動を積極的に行いました。また、オールドタウンの調査研究と試行を2017年に実施しています。 |
2018年 | 2018年には、空き家対策のコンサルティング業務を受注、古民家ツアーの実施など徐々に空き家対策にも本腰を入れ始めました。 |
2019年 | 2019年からは、神戸芸術工科大学の学生と協働事業が始まりました。神戸西区でビニールハウスを使ったまちづくりイベントを実施しました。 |
2020年 | 2020~2021年では明石市天文町における古民家の活用を検討した結果、子供の居場所として活用されています。 |
2022年 | 2022年は明石市材木町の物件の相談を受け、今後どう活用するか検討に入っています。現在の活動については、本ホームページをご覧ください。 |
事業内容
空き家・中古住宅の再生と利活用
-
行政と連携した空き家活用イベント
@IEKATSU開催兵庫各所で、行政と連携し、空き家活用を普及するためのイベント@IEKATSU(アットイエカツ)を実施しております。
-
インスペクション(建物状況調査)の
普及・啓発安心安全な既存住宅流通の拡大に寄与するため、インスペクションに関するセミナー講師派遣・研修をおこなっております。
コミュニティの創出
-
地域コミュニティ
創生支援プログラム「この空き家をなんとかしたい」と思う人のもとにすまい研メンバーが集い、その空き家がある地域の隠された魅力を再発見。「こんなおもろいことできるんちゃう」を通して地域コミュニティの再生・まちづくりを進めます。
-
コワーキングスペース Suki_ma
JR神戸駅前から徒歩2分のコワーキングスペース。空き家を活用したまちづくりに興味のある方々に、様々な情報提供やアカデミープログラムの提供・貸切イベントを随時開催。チームすまい研の活動拠点でもあります。
Suki_ma ( スキマ )
隙間(スキマ)は、魅力的な空間です。主体と主体の関係性をバランスよく保つ役割を果たし、緩衝材として遊びをもたらします。しかし、普段は主体に隠れ見逃され、時に疎まれる空間でもあります。我々はSuki_maに取りつかれ、住まいにおける社会問題化された空き家などニッチな問題に取り組んでいます。Suki_maは好きな間、数奇な間であり、風通しのいい透きの間で、Suki_maなのです。